保育園経営者・園長へ。あなたの保育園には、”もっと保育がしたい!”と話す保育士がどれくらいいますか?

「保育の質」向上のために欠かせないこと

保育士が、子どもと共に成長できる環境づくり

 


魅力的な保育園には、素晴らしい保育理念・自然に囲まれた環境・最先端の教材等など、様々な要素があります。皆さまの保育園においても、誇れるような魅力があるかと思います。

では、これからの保育園において最も重要なことは何でしょうか?

私たちは「保育士の成長支援」であると考えています。なぜなら「保育を子どもに届けるのは保育士」という事実は不変だからです。

一方で、保育人材に関する課題は数多く残っています。私たちは、数多くの保育士、経営者や園長、保育関係者へのヒアリングを行い、このような声を多く聞きました。

  • 保育士の採用が進まず、定員を満たせない
  • 情熱と時間をかけ保育士に関わるが、退職が続いている
  • 園が目指す保育の姿に、保育士がついてこない 

このように保育人材の採用〜定着まで幅広くあります。加えて、保育士不足も依然解消されない状況です。

そのため「現状の保育人材がいかに定着・活躍する環境がつくれるか」が特に重要です。日々子どもたちが育っていくとともに、保育士も育っていける保育園運営が欠かせないと私たちは考えています。
 

そのためには何が必要でしょうか?

私たちはさらにヒアリングを重ね、保育の人材活躍のための3つの要点(安心感・成長実感・透明性)を見出しました。

 


保育の人材活躍のための3つの要点(安心感・成長実感・透明性)を見出しました

保育人材が活躍できる職場の特徴

保育士が安心と成長を感じられるオープンな職場

安心感


職場での安心感は、職場でのストレスと表裏一体です。もちろんストレスゼロはあり得ません。しかし、過度なストレス下では、子どもの命に関わるようなミスの増加・保育士のうつ病・退職等に繋がりやすくなります。

また近年では、仕事のストレスに関する実践研究が進んでおり「心理的な安心感」の重要さが明らかになっています。緊張や不安が絶えない職場では、人は本来の力を発揮しにくいと科学的に証明されています。

安心感のある保育園では、きっと保育士が「この園では、保育士として働き続けられる!」と話していると思います。また、安心感は次のような形でも現れます。 


  • 残業削減や、仕事の見直しなどの工夫がある
  • 会議では立場に関係なく意見が飛び交う
  • 相場以上の給与や福利厚生がある など

 

 

成長実感

  

先にあげた安心感だけではマンネリ化・意欲の強い保育士の離職などに繋がりやすくなります。成長実感が得られることは、自律的に学びを促すこと、また心身の健康にも良い影響をもたらします。

また、保護者の子育て事情やニーズも年々変わっています。すでに英語やリトミック等を取り入れる保育園もあるかと思います。これからは、お金や性の教育、SDGsの実践などが保育園でも重視される時代がくるはずです。

成長実感のある保育園では、保育士が「もっとこんな保育がしたい!」と話していると思います。成長実感の向上のためには、例えば次のようなことが挙げられます。

  • 保育士それぞれに、自由に活用できるスキルアップ費用を配分
  • 保育のスキルアップのための情報(講演、他園事例等)を頻繁に伝える
  • 保育士の自己実現のための活動を積極的に認め支援する など

 

透明性


職場の透明性が最も重要な要素です。透明性とは、様々な情報がオープンになっていることを示します。具体的には、経営や園長の意思決定の背景がみえない、複雑な人間関係が存在しているなどです。

職場における透明性の重要さは、組織心理学でも認められています。情報の透明性が確保されてない環境では、人間は基礎的な欲求(安心感)を満たせず、さらに成長も阻害されると言われています。

 

透明性のある保育園とは、職場内に信頼関係があるということです。何事もオープンにできるのは、相手を信じているからです。保育においても基本的信頼感が重要なように、保育士にも大切です。例えば、このような取り組みが挙げられます。

  • 求職者の見学や体験を受け入れ、日常を見せる
  • 経営状況を公開し、予算や給与等の説明がある
  • 評価・昇給・昇格が、明確な制度のもとで行われる

 

オープン保育園

 

私たちは、最後にあげた透明性が、より良い保育園づくりのために最も重要であると考え、この3つが満たされた園を「オープン保育園」と名付けました。その実現のためのサービスを提供していきます。

 

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