親が保育士の場合子どもは優先して認可園に入園できるって本当?
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認可保育園では、各自治体を経由して保育園に入園することは皆さんもご存知だと思います。その為、原則として保育園側は入園する子どもたちを選ぶことは出来ませんし、保護者側も希望をしていても必ずその保育園に入園できるというわけではありません。認可保育園に入る為には各自治体が独自に定めた点数制度により順位を決めていき、その点数が高い順に入園を決めていくのが一般的と言われています。しかしその状況を踏まえても保護者が保育士の場合は優先して入園出来るということが本当にあるのか解説していきます。
各自治体によって入園点数の基準や決め方は様々
各自治体によって認可保育園における入園点数の決め方は、独自に定められています。この独自基準がとても重要です。繰り返しますが入園点数の基準は日本全国一律ではないので今後自分の子どもを保育園に預けたいという保育士はこのあたりの各自治体の制度を見た上で、転居ならびに育休を選択するのか、退職して子育てを選択するのかを考えた方がよいでしょう。保育園入園点数表は各自治体のHPより確認が出来ます。
明確に表示されている保育士の加点
山梨県甲府市を具体例に挙げてみます。実はこの自治体は独自の保育園調整点数表に、明確に「保育士の加点」という項目があります。
これは通常の保育園入園点数に無条件で加点されるというもの。つまり子どもの入園点数が満点だった場合はほぼ無条件で入園することが出来ます。またこの加点点数制度を活用すると、フルタイムでなくても点数が高くなることで保育園に預けることも可能な為、正職員ではなくパートとして仕事を続けたいという保育士の希望も叶えることが出来ます。
明記されていなくても同点数だった場合は優遇措置
これは保育不足である都市部の多くの自治体で実際に実施されています。これは甲府市と同じ考え方で、保育士不足であるがゆえに肝心の保育園に入園してもらいたくても、保育士不足で保育園の開園が出来ない。3歳児配置加算を設定しているのにその分の保育士配置が十分に出来ないといった矛盾点の解消が目的です。これも自治体によってですが、同様に不足していると言われる医師や看護師についても同様の措置を取っているところもあるようです。ただこのような点数加算を明記している甲府市のような自治体とは違って、あくまでも同一の点数だった場合の調整としてという扱いですので、両親または片親がやはり週5日40時間勤務と言った入園点数が満点であることは絶対条件になりますので注意してください。
またこれはあくまでも保育士不足である現状だからということが条件になっており、いつまでもこのような保育士優遇制度が続くわけでもなく、自治体によってはこの保育士入園優遇制度が用意されているわけでもありませんのでご注意ください。
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保育記事作成:このゆび保育 編集委員
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